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2017年05月19日(金) 
書名:勁草の人
   戦後日本を築いた財界人
著者:高杉 良
発行所:文藝春秋
発行年月日:2014/7/15
ページ:381頁
定価:1600円+税

故事ことわざ辞典によると「勁草」とは、風雪に耐える強い草。 強い風が吹いたときに初めて、それに負けない強い草を見分けることができることから。 『後漢書・王覇伝』に「子独り留まりて努力す、疾風に勁草を知る」とあるのに基づく。

財界の鞍馬天狗と呼ばれた男(中山素平(そへい))の激動の半生。いつも素平を「そっぺい」と呼ばれていた。中山素平に電報を打つときに本名の読み方が判らず、困ったエピソードが残っている。この人のことを知らない人はいないと思うけれど高度経済成長期。日本興業銀行の頭取を務め、大きな経済案件に必ず関わり、戦後復興の礎を築いた男。そして殊勲、勲章は一切辞退した。

希有な人物、非常に魅力ある人物で。彼の関わったプロジェクトを素材にしたドキュメントです。田中角栄に山一証券破綻の危機に日銀特融を決断させたり、新日鉄合併(富士製鉄・八幡製鉄)、ジャパン・インドネシア・オイル設立、ジャパンライン設立、アラビア石油、ロッキード事件、リクルート事件、NTT民営化、国鉄分割、東京ディズニーランド開設、大学院大学「国際大学」設立、いずれも日本興業銀行、自分の視点ではなく常に公明、公正の視点で解決策を探り行動する一流人。あまりにもスケールの大きな人、多分100年に一人でるかでない人では。彼に比べるといかにスケールの小さい、こせこせ自分の事しか考えられない人の多いことか?

この本を読んで世の中を見渡してみると、今の世の動きが違った視点で見ることが出来る。何が問題か?どうあるべきか実は過去の彼の行動の中に潜んでいる。辛口評論家の佐高信が絶賛する中山素平のドキュメントです。

『勁草の人 戦後日本を築いた財界人』高杉 良著
http://president.jp/articles/-/14880
【書評】「財界の鞍馬天狗」中山素平を描く 『勁草の人 戦後日本を築いた財界人』高杉良著
http://www.sankei.com/life/news/140816/lif1408160009-n1.html

閲覧数341 カテゴリ本に出会う 投稿日時2017/05/19 10:41
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