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2011年04月28日(木) 
書名:古代からの伝言
   日出づる国篇
著者:八木 荘司
発行所:角川書店
発行年月日:2000/9/10
ページ:474頁
定価:1700円+税

 古代日本の歴史「日本書紀」「古事記」を物語風にした作品。蘇我馬子から中臣鎌足へ。推古天皇、聖徳太子、任那、百済、新羅、高句麗との関わり方。隋に送ったとされる親書「日没するところの天子、日出づるところの天子」その遣いとして小野妹子が隋の皇帝からの返書を無くしてしまった。百済で奪われてしまった。当時朝鮮半島は中華の属国扱いされていた。

 聖徳太子は任那を支援するために隋に外交で堂々と独立国を宣言した。朝鮮半島へ兵士を送る戦争より外交でとの思いが強かった。「和をもって尊しとなす」は今まで延々と続く一つの流れ。後半は天智天皇の世、朝鮮半島の混乱に巻き込まれて新羅に援軍を送る。白村江の壮絶な戦い。これに負けて近江の国大津に宮を移す。これは唐、新羅の連合軍による日本攻撃の予防。大阪湾から90キロ離れていれば唐の水軍も防げる。そして九州、中国地方には山城を築いて防人を配備した。今もって良くわからない古代の物語は興味が尽きない。

閲覧数1,550 カテゴリ本に出会う コメント0 投稿日時2011/04/28 23:35
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